ぜんまいぷぺぶろぐ

球体関節人形、ぬいぐるみ作り。ミニマリスト目指す。

少女小説「ぷぺ子の日記」

ぷぺ子はとある女学校の二年生。

流行りの断髪にくわえ前髪も子供のように短くしていて、クラスでもピカイチのおかっぱ娘。

モガになりたいわけではないの。

私、洋装より和装が好きよ。

日傘くるくる、ぷぺ子はかなりの着道楽。

高畠華宵の熱烈なファンであるぷぺ子は錦紗の着物ばかり誂える。

そうは言ってもぷぺ子のセンスはかなりおもくろい。

花模様にはとうに飽きており、縞や水玉などの簡単な模様を好む。かと思いきや、派手な折り鶴柄の反物を見るや否や、これ、あたし普段着に着るわ、と言い放つ。こんなのは祝日のための着物だよ、毎日が満艦飾なんて母様いやよと、母がもっとおとなしやかな生地を勧めても、ぷぺ子はどうしてもこの折り鶴が気に入ったと、おかっぱ頭をふるふる。

こうなるともう誰もぷぺ子を止められない。

折り鶴は袖の長い着物に仕立てられ、無事ぷぺ子の普段着になったが、いやしかし、派手な柄には違いないが、なぜかしっくりくる。

まわりの級友たちの普段着は銘仙モスリンが多いが、その錦紗の折り鶴は、あんなに派手だったのにちゃんとそこに溶け込んでいる。

これはぷぺ子の魔法だった。

ぷぺ子のもつ他の帯や紐なんかと組み合わせると、派手な錦紗もたちまち普段着になってしまう。

 

しかしぷぺ子には悩みがあった。

それは一学年下のらぴ子のことだ。

なんともおちゃっぴぃならぴ子は、突然ぷぺ子に交際を申し込んで来たのだ。

ひまわりの種に小さな文字で「私のお姉さまになってくれて?」と書き、ぷぺ子のセェラァの襟にテープでとめた。

らぴ子はかわいいチャームさんだが、その性格にはひとくせもふたくせもあるという噂を聞き、人付き合いが下手なぷぺ子はすっかり恐れ慄いている……

 

 

限界です。もう書けない。チャンチャン。

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